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生涯現役で社会貢献|60代からのキャリア支援という新しい働き方

 

はじめに

 

人生100年時代の新しいキャリア選択

定年退職後の人生設計に悩む60代の方々にとって、「まだまだ働き続けたい」「社会に貢献したい」という思いは強いものです。特に企業で管理職や専門職として活躍してきた方にとって、これまでの経験や知識を後進に伝える機会を求める声は少なくありません。

そんな中で注目されているのが、キャリア支援・転職支援という分野での活躍です。60代からでも始められ、豊富な経験を活かしながら社会貢献できるこの仕事について、詳しく解説していきます。

 

1.キャリア支援で実現できる社会貢献とは

 

若者と企業をつなぐ「架け橋」としての役割

現代の転職市場では、求職者と企業のミスマッチが大きな課題となっています。特に若手人材は、自分の適性や将来性を見極める経験が不足しており、適切なアドバイスを必要としています。ここで重要な役割を果たすのが、豊富な社会人経験を持つシニア世代です。

60代のキャリアコンサルタントは、単なる求人紹介にとどまらず、人生の先輩として若者の悩みに寄り添い、長期的なキャリア形成をサポートできる存在として期待されています。企業側にとっても、人材の見極めに長けたシニアコンサルタントの存在は、採用リスクを軽減する重要なパートナーとなります。

 

世代間交流による相互成長

キャリア支援の現場では、シニア世代と若い世代が日常的に交流します。この世代間交流は、双方にとって大きな学びとなります。若者からはデジタル技術や新しい働き方への理解を深め、一方で豊富な経験と人生観を若者に伝えることで、お互いが成長できる環境が生まれます。

 

 

2.60代からキャリア支援業界で活躍する方法

 

必要な資格とスキル

キャリア支援分野で活躍するために、最も推奨される資格は「キャリアコンサルタント」国家資格です。この資格は年齢制限がなく、60代からでも取得可能です。資格取得には約150時間の養成講習受講と試験合格が必要ですが、社会人経験が豊富な方ほど有利とされています。

また、以下のようなスキルや経験があると、より活躍しやすくなります。

  • 管理職経験:部下の育成や評価に携わった経験

  • 採用・人事経験:人材の見極めや組織運営の知識

  • 営業経験:コミュニケーション能力と提案力

  • 業界専門知識:特定業界での深い知見

 

 

 

働き方の選択肢

60代からのキャリア支援業界では、多様な働き方が選択できます。

1. 人材紹介会社での勤務

  • 週2~3日勤務の正社員やパート

  • 在宅勤務やリモートワーク中心

  • 成果報酬制で実力次第で高収入も可能

 

2. フリーランス・独立開業

  • 個人事業主として自由度の高い働き方

  • 複数企業との業務委託契約

  • 自分のペースでクライアント開拓

 

3. 企業内キャリアコンサルタント

  • 大手企業の人事部門での契約社員

  • 社員のキャリア開発支援が主な業務

  • 安定した収入と働きやすい環境

 

 

3.収入とやりがいのバランス

 

収入モデルの実例

当社の成果報酬制の場合、年収700万円の転職を成功させると、売上高(年収の 30~35%)から、転職サイトへの支払(売上高の25~30%)を除いた利益を会社と折半しますので、報酬は75万円~90万円となります。1年間の成約目標を4~5件に定め皆さん地道に、生き生きと活動されています。

 

仕事のやりがいと社会的意義

多くのシニアキャリアコンサルタントが挙げるやりがいは以下の通りです。

1. 直接的な社会貢献 転職成功により、求職者の人生が大きく変わる瞬間に立ち会える喜びは格別です。特に若者の場合、適切な転職により年収アップやキャリア形成が実現し、その後の人生に大きな影響を与えることができます。

2. 経験の活用と継承 長年培った業界知識や人生経験を、次世代に直接伝えられる機会は貴重です。自分の知識が若者の成長に貢献している実感は、大きな充足感をもたらします。

3. 継続的な学習と成長 転職市場は常に変化しており、新しい業界知識や転職トレンドの習得が必要です。この学習過程自体が脳の活性化につながり、生涯現役を支える原動力となります。

 

4.始めるための具体的ステップ

 

ステップ1:情報収集と適性確認

まずは人材紹介業界の現状や求人情報を調査し、自分の経験がどのように活かせるかを確認しましょう。業界セミナーへの参加や、現役コンサルタントとの面談も有効です。

ステップ2:資格取得の検討

キャリアコンサルタント資格の取得を検討しましょう。養成講習は平日・休日コースがあり、働きながらでも取得可能です。費用は30~50万円程度が目安となります。

ステップ3:求人応募と面接準備

シニア歓迎の人材紹介会社の求人に応募します。面接では、これまでの経験をどのようにキャリア支援に活かすかを具体的にアピールすることが重要です。

ステップ4:実務経験の積み重ね

入社後は研修制度を活用し、実務を通じてスキルを磨きます。最初は経験豊富な先輩コンサルタントのサポートを受けながら、徐々に独立して案件を担当していきます。

 

まとめ

 

新しい人生のステージへの第一歩

60代からのキャリア支援という仕事は、単なる収入源ではなく、これまでの人生経験を社会に還元する意義深い活動です。定年後の生活に新たな目標と充実感をもたらし、同時に社会問題の解決にも貢献できる、まさに理想的なセカンドキャリアといえるでしょう。

「まだまだ社会の役に立ちたい」「若い世代を支援したい」と考える60代の方にとって、キャリア支援業界は無限の可能性を秘めたフィールドです。一歩踏み出すことで、充実した「生涯現役」の人生が始まります。

 

 

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